2010年11月
心よ
こころよ
では いっておいで
しかし
また もどっておいでね
やっぱり
ここが いいのだに
こころよ
では 行っておいで
八木重吉のこの詩が好きです。
故郷を離れたとき、何か新しいことを始めるとき、または意にそぐわない場所へ行かなければならないときこういう気持ちになるような気がします。
自分の心がどこかへ行ってるなと思えてしまう時、結構あるのではないでしょうか?
誰でもそうだと思いますが、そんなときはたいてい孤独な気分になりがちです。
自分がそのままでいることができて
いつでも帰れる場所があると思えること。
それだけでも幸せだと、最近そう思うようになりました。
心は普段意識することはありませんが無くてはならないもの。
私たちのお店も、お客様にとってそういう存在でありたいものです。